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たこ焼きとラフランス

京都旅行記

京都旅行



2008年2月22日から2泊4日で京都とかに旅行に行って来た。
京都に行くことがメインの目的だったから、名目は京都旅行。




さて。

事の発端は探検部の1年で最近車を手に入れた奴である。

「京都行きませんか?」

とまぁ、それだけの話なんだよね。
奴が言うには京都までドライブがてら行きたくなったんだ。だそうな。

で、それに賛同して総勢4名で京都に行くことになったんだ。

以上。
京都に行くということ以外何の目的も存在しない。なんて計画性のなく適当な旅行であろうか。




当日。というのは2月22日の夜7時くらい。

一同が車に乗り込み出発する。



そうそう。

説明してなかった。宿泊はどうするのかについて。

ホテルとか、安宿とか。
そんなのはいらない。
寝袋にくるまり車の中で寝るだけの話だ。





では出発。おやすみなさい。




朝起きると僕は京都市内にいた。
時計を見ると朝7時になるあたり。
車の通りはまだ少ない。朝だからだろうか。

車で市内観光はいろいろ問題があるというかなんというか。とりあえず言えることは、市内観光なんてある気だろうがなんだろうができるから、夜泊まる場所の心配をしなきゃということだ。
京都に程近く、かつ車を安く駐車できる場所。

というわけで我々は宝が池公園にやってきた。

ここはね~。へっへっ!駐車場が無料なんすよ。


そんなわけで車はここに駐車して歩いて京都観光をすることになった。
まだ朝早いから時間はまだまだあるわけで。

まず、今まで具体的にどこに行くとか全然決めてなかったから、この段階に来てやっとこさどこへ行くかを話し合う。

俺。龍安寺行きたい。だって言ったことないんだもの。
他。じゃあまず龍安寺行ってあとはその時に決めればいいか。



で、龍安寺の方向は?
・・・とりあえずあっちの方向に歩けばある。あとは看板でも何でもあるでしょ。



という感じで4人で歩き出す。
まだ人通りは少ない感じ。

途中コンビニとかにも寄りながら30分ほど歩く。

「あ、龍安寺って金閣より向こうにあるんだ。じゃあ金閣行かね?」
「行く行く」

目的地はあっさり変更された。








で、鹿苑寺へ。







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まぁ、いちいち写真を載せるほどでもないんだが、載せた方がメリハリがあってよろしい。

この日はどちらかっていうと曇りだった。
でもどんよりとした曇りじゃないから結構観光するにはいい感じの天気。
金閣もどことなくしっとりしてる。


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これは金閣の裏の方にある龍門滝。こういうの僕好き。

ちょいと説明書きをコピペ。
「中国黄河上流の滝を模して造られた。鯉が龍門の滝を登ると龍に変身するという故事に由来し、まさにこれから滝を登ろうとする鯉をかたどった石を配している。
西園寺家時代には滝の規模も一段と大きなものであったが、蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)によって新しい滝の様式がもたらされ、義満の時代に現在の姿になった。」



で。
お腹が痛くなった僕はトイレに行ったんだ。
そしたらさ。
ちり紙は30円になります。10円玉のみ受け付けます。
だって。

10円玉NEEEEEEEEEEEEEE!!!

都会ってなんて不便なんだろう。

しょうがないから10円玉を借りてしょぼしょぼとちり紙を買ってトイレ。



トイレから上がり、近くの椅子に全員で座る。
皆ぐったり疲れてる。このうち1人は寝ずに運転してたんだからしょうがない。

僕はたっぷり寝たから元気。




鹿苑寺を後にする。

龍安寺はそこから15分ほど歩いたところにあった。



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まぁ、これも金閣同様言うまでもなく有名なとこだよね。
龍安寺石庭。
実際行ったら自分の想像してたよりずっと小さくてびっくりした。
実家の庭を改造すればこの庭再現できるんじゃねー?って思ったのはここだけの話。
縁側に座ってしばし待ったり。
きれいな金髪外人を視姦する僕。


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知足の蹲踞(つくばい)。
「吾唯足知」(われ、ただ足るを知る)の4字が刻まれているが、水を溜めておくための中央の四角い穴が「吾唯足知」の4つの漢字の「へん」や「つくり」の「口」として共有されているのが見どころである。そのため一見「五・隹・疋・矢」と読める。徳川光圀の寄進と伝える。
ってウィキペディアに書いてた。

なお、一般拝観者が見ることができるのはレプリカであるってウィキペディアに書いてた。
今知った。びっくりした。

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でさ。龍安寺をぐるぐる回ってたんだ。
なんつーかさ。木の刈り込み方が独特だなってすっごく思ったわけだよ。
外人はこれを見て「おーぅ、イッツジャパニーズワビサービィ!!」とか思うのかな。
どうなんだろ。この刈り込み方は正直よく分からない。冬だからか??




で。

次の行先だ。この先少し行くと仁和寺があったのでそこに行くことにした。
仁和寺といえば徒然草にある「仁和寺にある法師」がまず浮かぶ。
だからとりあえず有名だしね。
行く価値があるだろうなって。

うん、実際行っただけの価値はある。つかここ、他の場所に比べてマイナーな感じだけどもすっごく行くべき場所だと思うなぁ。

うん。僕たちが行ったら突然ざーざー雨降ってきたんだ。
通り雨みたいですぐやんだけどもね。


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仁和寺の庭園。
きれいですねぇ。写真右下の人工物さえ目に入らなければ。
もっとこう・・・何とかなんなかったのかなとは思う。ま、十分きれいなんだけども。


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仁和寺の金堂。
枯れた木々とどんよりした空と静かに立たず舞う雰囲気が僕大好きなんですが。
見てくれ地味ですけども国宝。


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仁和寺五重塔
ぶっちゃけ、仁和寺だろうがどこだろうが、日本建築の塔ってかっこいいから好き。単純。
だから当然この塔も好き。かっこいいよね。
理由なんていらない。


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仁和寺二王門
僕たちは別の入口から仁和寺に入ったわけで、この門は最後に見たわけだ。
威風堂々って感じ。
さっきの通り雨はどこ吹く風、空は青い。



昼になったので近くのお蕎麦屋さんに入る。


この店・・・人っ子ひとりいないんだけども大丈夫なのかなぁとか思ってたら、後になって続々と客が入ってきて満席になった。
何なんだこの店。
逆に一番最初に入ったっぽい感じで少し優越感。




この後の目的地はうまく定まらず。

京都旅行に行く前に探検部の一人にこんな話を聞いた。
三条の方に「美味しんぼ」で紹介された和菓子屋さんがあるよ。

目的地はそこに決定された。


それにしたって。
仁和寺から三条は遠い。

我々は大体の方向だけを認識しつつ、適当なほそっこい路地をうろちょろ歩くことを楽しんだ。

疲れた。



だいぶ迷ってやっとこさ目的地周辺へきた。

弁財天町というらしい。狭い道に和菓子屋さんがたくさんあった。
奥に行ったら風俗店があった。祇園の夜はこちらとか書いてた。



で、ようやく目的地到着。




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あれ?何このおしゃれな店。

えー僕はもっと古ちゃけた一軒家で、店の奥では餅をこねてる職人さんが垣間見えるような木造のお店を想像していたのに・・・。

しかも客誰もいない。
まぁ逆にいえばそっちの方がありがたかったかもしれない。
なんか僕ら場違いな雰囲気がある。

っつか店の中に入っても店員誰も来ない。
少し奥に行ったら若い人がいて、ようやく接客してくれた。

空気が重い。

まぁ、皆それぞれに適当に注文してお茶をすすりお菓子を食べる。

店員のオジサンが緊張してる僕たちを見て、静かですねぇ(^^)もっとらくにしていいんですよ。
ハハハって笑っておいた。


調べてやっとわかったんだが、ここの店が凄いのでなく、ここの店で出されているお菓子が有名和菓子屋のお菓子を使用しているという話だった。嘯月って和菓子屋さん。
たしかにね。こんなとこでお菓子作ってるようには見えないもの。

せせらぎ すへら


和菓子屋を後にした一行。


仁和寺から和菓子屋に着くまで2時間くらい歩いていたわけで、クタクタだったんだけれども和菓子屋で体力回復。


で、次に高台寺に行くことになった。


高台寺。自分はそんなによく知らなかった。
八坂神社の近くにあるらしい。

八坂神社の近くを高い方へと登って行く。
すると、いかにも京都らしい和風建築物が軒を連ねる細い路地に出たではないか。


おおぅ・・・なんか京都の仏閣を見てるよりもよっぽど京都らしい風情がしてるぜ・・・。



と、前の方から舞妓さんが3人歩いて来るではないか!!!





ふっへへへへ







華麗にスルーする僕。
正直、舞妓さんと一緒に記念撮影するような気は毛頭ないし、舞妓さんの美しさは通りすがりにいやらしい目でなでまわすように見るべきものではないし、そういった容姿による美しさとは次元が違うというのが私の見解である。
そこに舞妓さんがいるという事実だけで我々はその美しさを享受できるのだ。舞妓さんの美しさとはそういう美しさなんだ。見た目だけきれいに着飾るやつらには一生かかっても到達できない美。





高台寺に着く。


高台寺は大雑把に言うと、秀吉とその妻のためのお寺。

以上、説明終わり。
このお寺には京都で見た他のお寺と違って、お墓がたくさんあった。墓石。
まぁそれは当り前といえば当たり前なんだけどもさ。
あ、墓石だ。そうか。ここってお寺なんだよなって。
観光ばっかりでそういう意識全くしてなかった。
別にかまいはしないが。




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観月台、開山堂、臥龍廊、霊屋。
この4つがこの写真には1度に写っているわけで、そういう風に聞くとなんか得した気分になるのは安っぽい私の心だけではないはず。
実際問題、この池の上を渡る廊下とか、山を登って行く廊下とか、なんともかっこいいではないかと思う僕。
廊下しか褒めない。
あ、庭もきれいです。


高台寺の写真はこれだけ。





その後、雪がブワーッと吹雪きはじめる。

メンバーの1人曰く、この寺のどこかに坂本竜馬の墓があるらしい。



「・・・きっとあの山の上にあるのだろう」

と、山の上を一同見上げる。

この吹雪の中。
あの坂道を不確定要素のために登る気は私にはない・・・。
ぶっちゃけ竜馬の墓とかそんなに興味ないし・・・。


結果。
3人は土産物屋さんで休憩。
1人は走ってお墓を見に行きました。


30分くらいで帰って来て、無事竜馬の墓にたどりつけたそうな。




ここで。

竜馬の墓の所在についてちゃんと調べておいた。

っつか、まぁリンクを貼るだけですがね。
坂本竜馬の墓は高台寺の敷地ではなく、京都霊山護国神社というところにあったらしい。
結局は高台寺の近くの山の中腹であってるんだけどもね。






一方。

土産物でまったりパンフレットを見ている私。

ふと。
この近くに五重塔がある事実に気づく。
っつかさっき普通に外から見えたし。

墓を見に行った一人の帰還を待ってからちょっと行かないかと提案。

外の天気はどんどんひどくなってたけども、すぐちかくだしということで行くことになった。




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法観寺。通称、八坂の塔。
だって八坂神社の近くにある塔だから。法観寺という名前だけども、塔以外に目立った建物はなく、この塔自体が法観寺と言っても間違いではないらしい。
この塔。パンフレットには夜にライトアップされた幻想的な風景が映っているのですがね。
まぁ、こんなもんですね。
僕としては十分かっこいいけども、如何せん周囲の建物が無粋。






時は夕刻。

我々は歩きながら話し合う。
いかに帰るか、いかに夕食を食べるか。

天気が最悪な感じに吹雪いてきた。



結論としてコンビニで夕食買って、電車で宝が池公園に止めてる車まで帰ることになった。



実行。

宝が池公園駅を降りる。

そこから我々、迷子になる。
いや、迷子とはいっても大体の見当は付いてるんだ。
ただなんというか・・・こっちの道でいいんじゃねぇ?
間違ってても遠回りになるだけで到着することには変わりねぇさぁ。

うん、この点に関してはメンバー全員が同意したと思うんだ。


何が誤算だったかって言うとさ、想像をはるかに超えて遠回りになったことだよね。

なんか、住宅街と暗い森を行ったり来たりしてさぁ・・・。
もう真っ暗なわけですよ。
人1人が通れるような道を4人でこそこそ歩いて。
舗装されてない道をやみくもに進み。
山道を登りかけ。


溜息。


結局。

大幅にタイムロスして車に到着。
電車使わないで大きい道路を歩いてきた方が早く着いたんじゃないかと思う位に。



とにかく。

我々は暗く寒い中疲労しきって車に乗り込んだということを強調してお伝えしたい。





そうして。

車のシートを移動して車内のスペースを作って、夕食を食べ、寝袋にくるまり就寝した。



めっちゃくちゃ狭い。

男4人が車の中で寝るってのはさ、想像はしていたが相当に窮屈だと言わざるを得ない。
他の奴らのいびきがうるさいと言わざるを得ない。
外の天気が悪すぎるといわざるを得ない。
寒いと言わざるを得ない。




こうして二日目終了。ちなみに一日目は京都までの移動時間ですでに終了してます。





朝起きるととても寒かった。

そして体の節々が痛い。


昨日、京都市内をずっと歩き続けたのと、窮屈な体勢で一晩を過ごしたせいだろうか。
外を見ると雪が降り積もっていた。
京都の冬というものがどのようなものかはよく知らないが、雪が降り積もるということはあまりないのではないかと思う。

1人2人と目を覚ました。

寒い車内を暖めるために車のエンジンをつける。






さて。

本日の予定を話し合う。

まず昨日の歩き通しで疲れたので今日は車で移動することになる。

そして目的地は、西苔寺、桂離宮、東寺。
その後は名古屋へと行くことが決定された。



でだ。

ここで事前のリサーチ不足が災いした。


西苔寺と桂離宮ってさぁ、参観するのに事前の申し込みが必要なんだよね・・・。


おかげで我々は大幅に時間ロスする。

行った。道路細ぇ。駐車場ねぇ。事前申し込み必要かよマジショック。桂離宮行こうぜ!!
行った。道広い。駐車場だぜ!開いてねえ。なんなんだ。わけわかんねぇぞ!!

という悲しい連鎖。
本日の目的地の2つは徒労に終わる。
ちなみに桂離宮の駐車場が開いてなかったのは土日祝日は一般参観をしてないから。


で、東寺だね。教王護国寺。これまた有名すぎて言うまでもない。
空海が建てた寺ですね。


大きい道路と隣接してあるおかげで、道に迷うこともなく。

っつか大通りを車で走ってるだけで五重塔が見えるわけで。



あとね。
当時は値段が高いんですよ。
他の寺はどこも参拝料が5~600円くらいなのにここだけ800円。
もうね、入る気も失せるってもんです。
ですから私たち、無料で歩き回れる柵の外から五重塔とか金堂とかを見てきました。
それでも実は結構良く見えたりするんですよ。



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東寺金堂。でかいっす。
雪ですね。
雪降り積もる京都もまた一興。


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東寺五重塔。
かぁっこいい。






俺ってボキャブラリー貧弱だよなぁ。






まぁ、いいや。


こうして我々は京都を後にする。







一路名古屋へ。



国道1号線を東へ。


雪で道が悪い。
渋滞はしてないんだけどもね。










目が覚めたら僕は名古屋にいた。




熱田神宮。
伊勢神宮に次ぐ権威のある神社らしい。
っつか別に時間に余裕あったから伊勢神宮いってもよかったよなぁって皆で少し考える。まぁもう名古屋まで来たんだからしょうがない。
熱田神宮だってすごい神社です。
だってあのヤマトタケルが死んだ頃にこの神社の期起源があるんですから。


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鳥居。木製です。立派です。
この写真でもわかるように、この鳥居をくぐると木のトンネルがあります。
絶好の散歩コースです。僕はそう思いました。


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本宮。写真にある建物は拝殿。
参拝する人はここでお賽銭入れてお参りしてくださいってことですね。
この写真じゃよく分からないけども、この建物のさらに奥に本殿が見える。
畏れ多いので写真には撮ってない。



あ、本物の巫女さんがいました。もちろん脇なんて出してません。


本物の巫女さんあるいはシスターは僕の興味の範囲外です。
コスプレでそれは断然あり。
だから正月とかの高校生のアルバイト巫女さんとかは好きだったりする。

本職は畏れ多い。不可侵な聖域。





熱田神宮を後にして、恐怖の名古屋の道路をぐるぐる回る。
本当に名古屋の道路は怖い。怖い怖い。
名古屋を迷走する山形ナンバー初心者マーク。






で、名古屋城に到着。


すみませんね。
写真撮ってません。
1枚も撮ってません。


5時を過ぎてて見学することはできなかった。
さらに辺りに木がたくさんあって、全容が見えない。
だからせいぜい、天守閣の上の方が少し見えた位。
まぁ夕暮れ時で、しゃちほこが夕日に輝いていてきれいだったんだけどもね。





名古屋城を後にする。
名古屋城は本当に遠望で少し見ただけ。






コンビニでいろいろ調べて味噌カツを食べに行く。




矢場とんという店。

いろんな本に、味噌カツといえばこの店とピックアップされるほどの有名店らしい。

・・・マジすげぇよな。ウィキペディアに載ってたし。


もちろん美味しかったですよ。

店は3階建て。客の人数によって各階に割り振ってるみたい。
店は少し混んでたけども、案外すぐに座ることができた。
店の外に行列用の柵があったすごいと思った。








こうして。

名古屋を後にする一行。




私は金沢の兼六園に行きたかった。

日本三名園の一つである。
行きの時に行ければよかったんだけども、金沢を通過したのは夜中だったんで行くことができず。
だから帰路によらないかと。

名古屋から金沢へ行くルートを考えた結果、山を越えるのが一番妥当だということになった。

怖いね。この時期の山越え。
でも、山越えルートの道路3本のうち、2本は冬期間通行止めだったんだ。
逆にいえば、残り一本は除雪徹底されてるんじゃないかなって。
まぁ、ドライバー次第なんだけどさ。
ドライバーが頷いたから山越えルートで決定。


さ・ら・に。


この山越えルートは途中で白川郷を通る。
逆にいえば白川郷があるからこのルートは冬期間閉鎖されないわけでして。


どうせだからと白川郷にも行くことになった。






夜のうちにできるだけ山に近づきつつ、山の上でとまるのは寒いのでできるだけ低いところで宿をとる。

その結果、昨年に長良川へ行った方々の助言により、道の駅美並で一晩を過ごすことになった。

この道の駅は長良川のすぐそばにあり、なんと駅の中に畳が敷いてあるのである。
だから我々は畳の上で伸び伸びと寝っ転がることができるわけだ。




時々、一般の人が入って来て、畳の上で寝袋にくるまってるのを見てビビってあわてて外に出る光景が見れる。



快適。



こうして京都旅行3日目が終わる。


人が出入りする音で目が覚めた。

道の駅を畳を長時間占領し続けるのも失礼なので、早々に荷物をまとめて車に乗り込む。



目指すは白川郷。この先は山道が続く。








白川郷到着。

んー、雪深い。

まぁさすが世界遺産であります。除雪はしっかりされてて危険というほどに危険な個所はないです。


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これ、超説得力ある看板だと思うんだが。
俺はこの看板見て感動したね。記念の撮影。
世界遺産汚しちゃだめですよと。



その後、そこいらを探索。民家とか神社とか。



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こんな感じっすね。
雪の白川郷合掌造り。
雪があってこその合掌造りだから白川郷は冬に行ってこそ本物だと少し思う。
もっとも合掌造りは夏のことも考えて造られてるわけで、古人の知恵に敬意。
でも正直言って夏にも行きたい。



展望台というものがある。
ほら、白川郷の写真として、よくパンフレットとかに載ってるあの写真。
それらの写真はこの展望台から撮られてるらしいんですね。
その展望台へ行くべく。
本当は国道を迂回しなきゃいけないんだけども、冬期通行止めの道路が歩けそうだったから、ちょっと雪を足にまといながらも上へ上へと登って行く。



で、展望台到着。



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前日までの悪天候が嘘のような、晴れ渡った快晴だってそこら辺にいたオジサンが行ってた。
遥か見える銀嶺は白山連峰。
白川郷が一望できますね。ひょーぅ!!




もう1枚紹介。



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展望台よりやや下の方の道路から撮影した写真。
木々と雪の合掌造りの対比が素晴らしい。
とか適当なことを言っておくが・・・。

この写真を見てデジャヴを感じた人はいるだろうか??



じゃぁ次にこの画像を見てほしい。


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あれ?あれあれ??





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Welcome to HINAMIZAWA.


ちょっと有名な話だけども、「ひぐらしのなく頃に」のゲーム内で使われている背景のほとんどは、ここ白川郷の写真なのである。



だから「ひぐらしのなく頃に」で所縁のある地を少しだけ回ってきたんだ。

古手神社、通学路、園崎家の居間、「嘘だ!」の通学路。



まぁ、ぶっちゃけたところ、雪で埋もれてて全然わからなかったけどもね!!!


「く、くやしくなんか!!!ないんだから!!!!!!」



はい・・・。展望台への道=通学路なんだけども、雪が1メートルくらい積もってて全然わからない。

古手神社の元ネタは、もはや境内一杯に雪がモリモリで、人一人歩ける道が除雪されてるだけで・・・。




とまぁ、聖地巡礼しちゃったのか?
正直自分はまったく意識しないで白川郷行ってたから、あんまりそういった観点で見ていない。
どちらにしたって、ひぐらしの聖地巡礼したい人は夏行くべきだよね。
冬に行っても何が何だか。









そうそう。感想を言ってなかった。

白川郷。素晴らしいです。日本の原風景って言ったら知ったかぶりしてるみたいでいやだけども、美しい日本らしい風景っていう感じが僕にはした。

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白川郷を後にして。僕らは金沢の兼六園へ行く。
その途中、合掌造りの別の集落を通りかかったので1枚撮影。もちろんここも世界遺産。
これは五箇山というところの菅沼という集落。
白川郷から金沢へ車で行く途中見つけた。
白川郷よりも観光客が圧倒的に少ないから、こっちの方が伸び伸び出来るかもね。
まぁ通りかかっただけなので立ち寄らず先を行く。









目が覚めると金沢市内にいた。






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金沢城石川門っすね。
中には入ってません。外から見ただけ。

加賀100万石、前田家の居城。

兼六園は金沢城に付属して造られた大名庭園なんですよ。日本三名園の1つ。





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この写真は決して、2人の見目麗しき女性を激写したものではないことを先に申し上げる。
松の雪吊りである。
雪吊りってそんなにきれいだと思ったことないけども、まぁきれいといえばきれい。
でも、今でも褒めたたえるほどに雪吊りがきれいだと僕は思わない。


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でもこれとかって背景の青空とあいまって僕は好きだったりする。







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ただの噴水。
でも日本最古の噴水。
でも見た目ただの噴水。
でも実は日本最古の噴水。
ただの噴水だけどもね。


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この庭園、大名庭園だけあって広い。
広い。広い。各ブロックごとに色んな風景があるわけだ。
自分から言わせてもらえば、雪吊りにたいして興味がないので、緑の季節にこの庭園を訪れたかった。



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御室の塔。
「仁和寺の塔を模した・・・」

あっるえぇ?
一昨日仁和寺に行ったばかりなんです自分たち。
模してるんだったら比べてみよう。

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あぁ。
分かった。
似てる似てないとか考えるだけ無粋なんだなって思う。











以上。観光は全行程を終了する。

あとはひたすら新潟へと帰るだけである。



目を覚ますと新潟だった。

気づいたんだけども、俺車の中で寝すぎだよな。
別に後部座席だし、いいんだけども。



車で各自の家まで送って行き、車内の人数はだんだんと減る。哀愁。

長かった旅行も終わる。胸に思い出を抱きながら。


というわけで、京都旅行でした。お疲れ様。




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